本国インドでは危険だから禁止!マレーシアの鬼祭タイプーサムを見てきた

2019

By 000 - 2020年1月18日

一年に一度開催されるヒンドゥー教の奇祭タイプーサムへ初めて足を運んだ話。

  1. タイプーサムってどんな祭り?
  2. ・タイプーサムが有名な理由は苦行をおこなうから
  3. タイプーサム、当日の様子
  4. ・ケイブ周辺
  5. ・バトゥケイブ内
  6. ・時間が経過するにつれて熱気が増す会場
  7. これから参加する方へ
  8. ・当日の移動《車》
  9. ・当日の移動《電車》
  10. ・バトゥケイブに入る際の靴
  11. ・お手洗い
  12. ・宿泊先

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ヒンドゥー教、イスラム教は世界的に有名だけど私達日本人には馴染みがない。
ただ漠然と戒律が厳しく信仰心が強い人が多そうなイメージはある。

タイプーサムってどんなお祭り?

女神パールヴァティーの息子、ムルガンが悪鬼に勝つというヒンドゥー神話から強い神のご加護を受けて悪運を払拭できるように、そして神への信仰心を示す行事です。

ヒンドゥー暦10ヶ月目(毎年1月下旬から2月)の満月に開催します。

タイプーサムが有名な理由は苦行をおこなうから

本国インドでは危険すぎるとの理由で現在開催が禁止になっています。

信者は本番48時間前から禁欲し身を清めます。1日1回のベジタリアン食で過ごし、24時間前には断食。そしてクアラルンプール都心部にあるスリマハマリアマン寺院から目的地のバトゥケイヴまで約15キロの道のりを歩きます。
ただ歩くだけではなく奉納するミルクのツボを頭に乗せる、背中に何かを刺す、カヴァディという儀式用の飾りを背負うなど、普通に15キロ歩くだけでも苦痛なのにプラスアルファの状態で練り歩く。

苦行をしている人は病気などの苦しみがある人の身代わりで、道行く信者から敬意を示される存在のようです。

何も付けずに歩くことも問題ないようで子供も含め家族で参加している姿も多く見られました。

タイにも仏教の祭りベジタリアンフェスティバル(キンジェー)があります。より過激な場面をご覧になりたい方はキンジェーをおすすめします。以下関連記事です。

タイプーサム、当日の様子

ケイブ周辺

朝7時前にケイブに到着。

バトゥケイブ駅を出るとすでにたくさんの人の流れがあった。軒を連ねる露店は飲食店からお土産など早朝とは思えない賑わい。早朝でも食事をする場所には困らなかったのでよかった。

アクセサリー店に付け毛

有名なケイブへの階段横にもお祈りをする場所があったので覗いてみると、地面に人がたくさん寝てるではありませんか。

噂では夜通し開催されると聞いていましたが本当のようです。

バトゥケイブ大階段

まだ7時すぎなのに大階段は参拝者でいっぱい。

大きなカヴァディを背負っている人たちも混雑の中を進む。
こんなに大きいんです。カヴァディは大きすぎて階段上の門をスムーズに通ることが出来ません。数人掛かりでゆっくりを通していました。

15キロを歩き続けた後、272段の大階段。汗に濡れ、足元がふらつきながらも大きな声でお祈りを唱えながら、一段一段ゆっくりと踏みしめて登る参拝者の姿に言葉がでません。

家族に支えられながら泣いて進む女性や、階段途中で倒れ込んでしまう人、トランス状態になって進む人もいて信仰心の凄さを感じることができました。

ケイブ内

洞窟内に入ると下り階段になります。洞窟奥まで進まないと自由に身動きが出来ません。

洞窟が目的地なので参拝者はお祈りを済ますと休息をとります。

写真の女性は頬に串を刺した状態で洞窟へ到着したようです。お祈りが終わる瞬間に遭遇。

祈りを唱えられながら串を抜かれました。
しばらくこの状態で祈りを唱えられていた。

すると女性はそのまま倒れこんでしまった。

顔を叩かれても無反応。水をかけられて彼女は目を覚ました。

他にも様々な信者の様子を見ることができました。

家族での参拝も多かった。

これもお祈りの儀式の一つなのでしょうか。ケイブ内の人に配っていました。食欲のそそらない見た目。笑。

冷たいソレをべちょっと掌にくれました。味は…バナナのようなココナッツのよう感じだったと思います。おいしい!とは思わなかった記憶。いただいたのにこんな感想で申し訳ない。

時間が経過するにつれて熱気が増す会場

相変わらず参拝者の列は途絶えることがありません。むしろ熱気は高まります。ケイブ外の階段下では楽器を演奏するパフォーマンスが始まり、目に入る苦行の種類も増え始める。

背中に突き刺したフックで滑車を引っ張る者、地面を転がりながらケイブヘ向かう者など信者で無ければ理解しがたい光景があふれていた。

下の写真に写る二人は転がりながらバトゥケイブに入ってきました。見かけた時には1回転するのにもサポートが無いと進むことが出来ないほど疲労していて、かなりの時間をかけながら1回転ずつ進んでいました。
服の汚れ方…まさかこの方たちもスリマハマリアマンから転がってきたのでしょうか。

これから参加する方へ

当日の移動《車》

当日ケイブ周辺は交通規制されます。車で会場に入ることが出来ないので注意。

当日の移動《電車》

当日は混雑を予想して朝5時過ぎにはセントラル駅のホームへ入りました。この時点では混雑はなし。駅員に聞くとバトゥケイブ行きは6時過ぎにならないと来ないという。その間に電車は何本かホームに入るもバトゥケイブ行きの表示はなかった。ただ明らかに参拝しそうな服装の人たちがそれらの電車に乗車して行ったので若干気になったけどおとなしくバトゥケイブ行きを待ちました。

またバトゥケイブ駅は小さくて帰りはかなりの混雑です。入場規制もされていたので、チケットは出発時に往復購入をおすすめします。

バトゥケイブに入る際の靴

階段の下で靴を脱ぎますが、持って行かないと永遠にサヨナラすることになると思います。だってこの状態ですから。笑

袋持参をおすすめします。笑

併せて足の裏を綺麗にするものも持参された方がいいかもしれません。だいぶ汚れます!一応足を洗う場所もありますが、立ちながら洗うような水道なので落としきれませんでした。アルコールティッシュが欲しかったー!

お手洗い

ケイブ内の混雑を考えるとお手洗いがあったとしても入るまでがかなり大変そう。ケイブの敷地から少し離れると仮設のお手洗い場がありました。決して綺麗ではありませんがそんなに混んではいませんでした。もちろんティッシュは持参で!

宿泊先

ケイブ駅にも宿泊先はありますが少ないので希望の方は早い段階で予約された方がいいかと。klセントラル周辺であれば選び放題です。

以上、タイプーサム2019についてでした。

2020年タイプーサムは2月8日(土)です。最後までありがとうございました

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