タイの奇祭ベジタリアンフェスティバル

By 000 - 2017年10月6日


敬虔な仏教徒が多いタイにはちょっと過激なお祭りがあります。今年もその時期が近づいてきました。今回は、私が初めてタイ旅行をする理由にもなったベジタリアンフェスティバルのお話。痛々しい写真を掲載しているので気になる方だけ進んでください。



  1. 痛々しいパレード
  2. 真面目な決まりがたくさんある
  3. お祭りの起源

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痛々しいパレード



タイ、プーケットのベジタリアンフェスティバルに欠かせないのがこのパレード。パレードは朝6~8時に始まります。

小さなプーケットタウンの町に爆竹が響き白装束の仏教徒が側道に並び、体に様々な物を突き刺しトランス状態になっている「マーソン」たちが練り歩くのを拝みます。



痛いもの耐性がない方は目をふさぎたくなる光景が朝っぱらから町にあふれる

パレードはプーケットタウンに点在する中華系寺院からそれぞれスタート。寺院へ入ってみると次々とマーソンたちが顔にグサグサを施されている。

私はテンションが上がりすぎてある青年のグサグサ開始から完成するまでを最前列の超至近距離で見続け、撮影した。

写真は血も映ってるので掲載は控えますが青年は小さなフラフープのような円形のゴムチューブを両ほほに2つ突き刺していました。

完成

術者はグローブしてるけど流れ作業でグサグサしてるし。衛生的にどうなのかしらと思いましたが、そもそも突き刺してる物が自転車のハンドルとか竹か(笑)

ハンドル


彼らの様子を見ていると歩き始めたマーソンの顔には苦痛の表情は見られない。けど、施し中は眉間にしわを寄せてる光景を頻繁に見かけた。痛くないという人もいれば痛いという人も。トランス状態の深さによって変わるのかな。

長くて重たい物は苦痛も大きいようで、聞いた話によると約2時間の道中で耐えられない場合は一度抜いて休憩をすることもあるそう。







パレードで目立つのは顔に何か刺さってるマーソンですが列の中には赤ちゃんになってしまう人、老人になってしまう人、白目をむいて意味不明な行動をとる人もいる。

カメラに気づくとポーズを取ってくれる人も。


練り歩いてる途中で気を失ってしまう場面にも遭遇しました。



マーソンの近くには必ずサポートがいるので失神した青年はすぐに抱えられヤードムを鼻に突っ込まれて、耳をさすられてた。

そんな時にもヤードムって。

耳をさする行為はサクヤンフェスティバルでもよく目にする光景でした。興奮状態を落ち着かせる効果があるのでしょうか。



ベジタリアンフェスティバルのパレードは混沌としすぎて誰からも、一瞬も目を離したくない。


真面目な決まりがたくさんある


ベジタリアンフェスティバルは私達観光客には過激な奇祭としてパレードだけでも十分見応えがあります。しかし仏教徒にとってこのお祭りは神聖そのもの。特に串刺しの苦行をおこなうマーソンは選ばれた人しかなれないようです。

私が聞いたマーソンについて
「神様が降りてくる器の役割」

串刺すもの、トランスの状態(赤ちゃんになる等)は降りてきた神様が決めるからマーソン自身はわからない。


「厄を落として信者にご利益を分け与える」

実際火渡り、串刺し中にマーソンは信者へ札やミサンガ、飴、Tシャツなどを配る瞬間があります。信者は皆欲しがるので、これらにはご利益があるのでしょう。


今までもらったことがあるもの


ネットで見るマーソンについて
「神に近づける」

苦行をすればするほど神に近づけるからいろんなものをくし刺す


どちらにしても神様に近い存在なのが選ばれたマーソンなんですね。他にも決まりがあります。
ベジタリアンフェスティバル参加10の戒律
1.体を清潔にすること
2.キッチン用品を清潔に保ち、菜食の儀式に参加していない人とは分けて使うこと
3.白い衣装を身に付けること
4.心身ともに正しい行いをすること
5.肉を食べないこと
6.禁欲すること
7.禁酒すること
8.喪中の人は祭りに参加しないこと
9.妊婦は儀式を見ないこと
10.生理中の女性は参加しないこと


期間中に宿泊したホテルの従業員に日本人女性がいた。話を聞くと彼女は中華系仏教徒家系のタイ男性と結婚したようで、旦那さんはお祭りに参加する為1カ月前から10の戒律を守っていたそう。

女性は「準備する側も色々大変なのよ」と言っていた。

彼女は非売品のベジタリアンフェスティバルのポスターをくれました(笑)

お祭り期間中はタイ国内で菜食が行われます。バンコクでもコンビニやスーパー、食品関連の場所は菜食カラーの黄色に染まります。

この期間にタイへ来れば町中で菜食を意味する「齋」(ジェー)の文字をたくさん目にするでしょう。



パレードを見ているときにふと隣に目線をやると


生々しい手当痕が。プーケットタウンには頬に大きなばんそうこう?テーピング?を張っている男性がたくさんいました。










お祭りの起源


菜食によって身を清め、神への忠誠を示すことで幸運がもたらされる儀式として約190年間続く伝統的なお祭りです。

その起源は1985年。「当時、プーケットへの出稼ぎ中国人労働者の慰安のために訪れた中国の劇団が突如謎の病に襲われる。その際、菜食の儀式を通じて神を称えると病が消えていった。」こんな言い伝えがはじまりだそうです。




上記で話が出たサクヤンフェスティバルについてはこちら

タイの奇祭、トランス状態で暴れだす人が続出するサクヤンフェスティバル2018 Sak Yant Wai Kru Festival 2018



ベジタリアンフェスティバル記事

ベジタリアンフェスティバル2017へ行ってきた


ベジタリアン祭り2018 苦行パレードを見てきたvegetarian festival2018 STREET PROCESSION RIUAL



最後までありがとうございました










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